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Kushino no Panya
千葉県流山市の新興住宅地に建てられた店舗併設住宅のパン屋の店舗と工房部分を設計。
施主は都内で修行をし、パンの学校で講師を務めるほどの腕前の持ち主。
自身の店を構えるにあたり選ばれたのが開発が進行中の新しい街"流山おおたかの森"であった。
設計にあたり、新しい街に一番乗りで店を作ることから後からできる店には真似のできない
地域に根ざした老舗になることを考えた。
長い時間に耐えられる素材を吟味し、5坪ほどの小さな売場ではあるが密度高く作り込んだ。
天井はマンゴーの無垢材、床は大理石と2色のグラナイトのパターン貼り、什器はチーク古材の無垢材と
大理石を用い、いずれもインドで素材を切り出し現地の職人により作られた。
工房等の間の扉もインドの邸宅で使われていたアンティークのもをリサイズし使用した。
壁には鉱物よ取り出した顔料を用いた塗料を施主がDIYでペイントした。
自然素材のみで出来上がった空間は新築ながら温かみと落ち着きのある場となった。
LOCATION : nagareyama Chiba
YEAR : 2016
Area : 45㎡
[書籍掲載]
英/image publishing社/2019/7/30発行
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